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クラブ員で良かった。 2021.04.06

ご存知ですか、伊勢丹が経営する大型駐車場「パークシティイセタン1」。先日、ここで我が380SL1985年/中古並行)のエンジンに火が入らず立ち往生してしまいました。セルは回るので、エンジン点火系か燃料ポンプ系のトラブルが予想されますが、まずはこの大きな駐車施設から工場へ、クルマを移動させねばなりません。必要なのはレッカーです。駐車施設の事務所へトラブルの状況を知らせます。もちろん、愛車の主治医であるClub107メンバーの稲葉氏に整備入庫の要請を行い、さっさと車輌を西東京のショップに運び込み、後はメンバーである保険会社経営の原氏に連絡してレッカー移動費用の手続をしてもらえば一件落着のはずでした。

しかし困ったことに、こういう時に限ってスマホのバッテリーが空。稲葉さんにも原さんにも連絡ができません。その上、「パークシティイセタン1」が紹介してくれたJAFを筆頭とするレッカー会社に館内電話で緊急出動を依頼するも、駐車場にらせん状のスロープがあるため場内にレッカー車が入って行けないとのこと。ついてはエンジンがかかるよう点検・整備のみの対応がJAF側の出動条件。エンジンが始動できてもできなくても、出動費¥13,000はかかると言うからボロい商売だなと思いつつお願いしました。

2時間は待つといわれたのですが、ここは新宿。スマホのバッテリー充電に奔走したところ、30分ほどの周辺捜査でニューバッテリーをゲット。すぐさま充電作業に入り、20分ほどで使用可能になりました。早速、稲葉氏に電話です。「いま、成田空港です。SLCのレストア作業をやっているところです」と稲葉氏。経緯を説明した後、氏の回答は「軽バンとレッカーの2台体制で駐車場へ向かい、SLを軽バンに牽引させ、らせん状のスロープを下ろし、一般道路に駐めたレッカーに車載したら〈ガレージ・エフ〉へ運ぶ」。1時間くらいで成田空港から駆け付けてくれるという力強い救援のお言葉。助かりました。次いでJAFへの依頼をキャンセル。原さんとのレッカー費用の保険補償処理もスムース。Club107 のメンバーで良かった、を実感した1日であります。

エンストの原因は翌日にはわかりました。フューエルポンプリレーが犯人です。これは予兆もなくいきなり逝くパーツだそうです。しかも、当該パーツが供給停止中で、日本にも在庫がないとのこと。奇跡的にクラブメンバーの稲葉氏が新品のフューエルポンプリレーを1機だけ工場にストックしていたため、即座に修理完了。エンスト発覚から修理完了まで約1日。メンバーに感謝、感謝、感謝です。ちなみに、JAFの点検・整備の場合は107のパーツなど持っているはずもなく、場内で修理不可能。出動費¥13,000は取られることになったでしょうし、駐車場に1日以上にわたって駐泊することになり出費もそれなりになったかも。

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